3月29日、武漢市科学技術革新大会には、院士がリードする十大ハイレベル産業プロジェクトの一部が調印された。その中、武漢経済技術開発区と武漢中国科学先進技術研究院がスマートマイクロカプセルプロジェクト契約を現場で結びんだ。その総投資額が3000万元(約5億円)に達した。
紹介によると、マイクロカプセル技術は高速発展している材料パッケージング技術で、ターゲットをミクロン・ナノメートル容器に包まれ、ターゲットのパッケージング・保護・分離・リリース制御が実現できる。
長年の研究開発の結果、中国科学院武漢分院はスマートマイクロカプセル分野でブレークスルーを実現し、スマート変色マイクロカプセル・スマート温度調整マイクロカプセル・スマート紡織材料という三つのシリーズが形成された。
同研究院は2019年に武漢開発区に入居して以来、電子情報材料・プラズマ機能性塗料・黒鱗など五つの研究開発センターを設立し、2020年に3000万元以上の営業収入を実現し、三つのプロジェクトがラボから産業化へ進んだ。
これから、中国科学院武漢分院は研究開発に力を入れ、スマートマイクロカプセルがフレキシブルディスプレーや医療用インプラントなどの分野での応用と産業化に助力していく。