11月29日、武漢開発区に導入される21つの新材料及びスマート製造に関するプロジェクトの合同調印式が行われた。これらのプロジェクトの総投資額が12億元(約185億円)を超えた。
当日、「癌の診断ためのナノメートル材料産業化」など21つのプロジェクトが現場で調印された。中国科学院金属研究所・中国科学院大連化学物理研究所・中国科学院瀋陽自動化研究所など28つの科学研究機構は150余りの最新成果を発表した。
「知能ミクロカプセル」など7つのプロジェクトがロードショーをした。「知能ミクロカプセル」技術は、ウェアラブルデバイス・組み込み型デバイス・インプラント医療設備など多くの分野に応用できる特別なミクロカプセル材料を開発する。同技術は現在武漢開発区の登録会社より実用化され、国内市場規模が50億元を超える見込み。
また、武漢開発区と中国科学院深圳先進院は現場で契約を結び、「武漢中国科学先進技術研究院」の共同建設について合意した。武漢中国科学先進技術研究院は電子材料とスマート製造分野をめぐって、重要材料や技術に関する難関を突破し、武漢開発区の産業発展・転換・アップグレードに助力する予定。