5月30日、中国工程院の院士の王漢中氏と武漢亜非農業科技有限公司(以下は「亜非農業」と略す)が共同設立した院士専門家工作ステーションは武漢市漢南区湘口武漢種業小鎮亜非科学技術園で正式オープンした。
王漢中氏によると、「亜非農業」と協力した理由は企業の科学研究の実力や成果、産業への追求を気に入ったからである。「亜非農業」は科学技術への投入・研究・開発を重視し、武漢種業小鎮に入居した二年間、計3000万元(約47181万円)を投資し、アブラナ科作物研究・開発基地と華中農業大学や浙江大学の科学研究実習基地を建設した。また、今年の1月に国家ブロッコリー優良品種の共同研究開発プロジェクトに参加し、国家レベルの研究プロジェクトに関わった企業となった。
「亜非農業」は漢南区が武漢種業小鎮に導入した初の種苗企業企業であり、長い間にブロッコリー・カンラン・ニンジンなど種類の育成・繁殖・普及に力を入れ、30あまりの種類を育成・普及した。現在、「亜非農業」は湖北省野菜種苗業界トップクラスを誇るだけではなく、中国民営野菜種苗企業の中でも上位にある。
協議によると、双方はブロッコリーとブロッコリー二をめぐり、根こぶ病抵抗性及び黒斑病抵抗性品種を育成・栽培することを目指している。また、栽培範囲を拡大し、一年中栽培できるブロッコリー二品種を開発・普及する予定。