2018年5月、国務院の要求に基づき、武漢開発区は企業登録手続き完了までの所要時間を四日半に短縮させた。今年2月1日、武漢開発区で企業登録手続きの所要時間が三日内に抑えられ、過去最短記録を更新。また、外資企業が二日半で設立の手続きを完了することが可能になった。
企業の負担を減らすために、武漢開発区市場監督局は企業設立の所要時間を短縮させるだけではなく、登録に必要な書類も90%以上削減した。現在、10社以上の企業はすでに外資企業の届出・登記申請手続きを「単一窓口」で済ませ、時間を節約した。「単一窓口」とは、地方商務・工商部門間のデータ共有を実現することで、本来商務・工商部門がそれぞれ受理する外資企業を対象とした届出と登記申請が、単一窓口、単一申請書で受理される政策である。
企業設立の所要時間が短縮されたほかに、企業に対する検査も減少された。過去、地方工商局・食品医薬品監督管理局・製品品質監督局・物価管理局は毎年一つの企業に十数回の検査を行った。機構の統合により、毎年一つの企業に対する検査回数が四回に減少された。