1月10日、武漢開発区工作委員会の書記の胡洪春氏はヴァレオ(Valeo)中国区の会長のFrançois Marion氏一行とヴァレオ中国区二期研究開発センターの武漢開発区での設立について話し合った。
ヴァレオは本部がフランスに位置し、自動車の部品やシステム、モジュールのデザイン・開発・生産・販売などを専門に取り扱う企業グループである。ヴァレオは運転補助システム事業部、パワートレイン事業部、熱システム事業部、視覚システム事業部といった四つの事業部とアフターサービスセンターから構成され、世界中33カ国で計184ヵ所の生産基地と17ヵ所の研究センター、55ヵ所の開発センターが設立され、2017年に186億ユーロ(約23102億円)の売上を実現した。現在、ヴァレオグループは武漢でライト工場、フロントエンドモジュール工場やヴァレオ中国区研究開発センターを設立した。
ヴァレオの発展計画により、武漢開発区で二期研究開発センターを建設するほか、ラボ・長期計画プロジェクトチーム・熱システム事業部武漢研究開発チームも同時に導入し、総投資額が2000万元(約3.2億円)を超える予定である。完成後、ヴァレオは1300人の研究者と14000平方メートルの面積を持ち、年間売上が4億元を超える予定である。
胡洪春氏は、ヴァレオ中国区二期研究開発センターの武漢での設立や今後の発展を全力でサポートするという歓迎の意を表した。
またFrançois Marion氏は、武漢開発区との協力を強化する意向を表明し、ヴァレオ中国区がグループのトップに成長するように希望している。