12月18日、中国改革開放40周年を迎えるにあたり、東風汽車集団株式有限公司は武漢開発区で乗用車拡張プロジェクトの定礎式を行った。東風汽車集団株式有限公司の理事長の竺延風氏、湖北省副省長の曹広晶氏、武漢市市長の周先旺氏などが定礎式に出席した。
東風汽車集団株式有限公司が運営している乗用車拡張プロジェクトは「雲峰」プロジェクトとも呼ばれ、それは「公司はチャレンジ精神を持ち、品質の最高峰をよじ登ぼろうと努力している」という意味を表している。武漢開発区に位置しているこのプロジェクトは、2019年1月に着工し、2020年9月に竣工する予定、総投資額が約98.5億元(約1612億円)に達している。工事は主にプレス工場・熔接工場・塗装工場・組み立て工場及び関連の公共施設や生活施設の建設が含まれている。
そのうえ、同工場は最先端の技術が搭載されているセダン・スポーツ用多目的車(SUV)・新エネルギー車など国際競争力のある製品を開発しようとしている。生産規模が30万台に達することを目指し、また年間生産高は500億元を超える見込み。
同式典の挨拶では、東風公司の理事長の竺延風氏は、乗用車拡張プロジェクトが東風公司の発展に大きな役割を果たしていると伝えた。
また湖北省副省長の曹広晶氏と武漢市市長の周先旺氏によると、東風公司は近年、湖北省の経済や社会の発展を促進しているほか、武漢市の産業転換やアップグレードにも大きく貢献してきているという。また同氏は今後政府も、東風公司と全面的な協力を展開し、東風公司の発展に全力で助力していくと言明した。