先日、国務院の認可により武漢経済開発総合保税区が正式的に設立された。これにより、現在武漢には東湖総合保税区と新港空港総合保税区、経済開発総合保税区といった三つの総合保税区が設立されたことになった。
武漢開発区に位置している武漢経済開発総合保税区の前身は湖北武漢輸出加工区である。同加工区は計画面積が1.26平方キロメートルで、2001年に開業した。
武漢経済開発総合保税区は自由貿易試験区を除けば、国内で開放度が最も高く、優遇政策が最も多く、機能が最も整い、手続きも最も簡単な税関特別監督管理区域である。
湖北武漢輸出加工区は保税加工、保税物流、保税サービスなどを取り入れた従来の加工貿易保税監督管理モデルを刷新することで、研究・開発・検査・販売などの機能を実現させ、保税サービスや国際貿易など新型貿易業態の発展を支援している。そのうえ、企業を付加価値の高いバリューチェーンの上部へと押し上げた。
また、武漢経開総合保税区は保税倉庫を建設し、輸入貨物はさきに倉庫に入庫させ、生産ラインに入った後の納税を可能にする。それで、輸出入企業のコストを引き下げた。
これから、武漢経開総合保税区は数兆元規模の自動車産業クラスター、武漢越境EC総合試験区、長江中流国際水上輸送センターなどのプラットフォームを活用して、国際仲介貿易・国際通過貿易・アフターサービス・商品展示・商品の研究や開発などの業務を充実させていく。