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ストーリー

馮洋さん:努力の歩みを止めない

アップデート: 2018-09-26

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今年発表した「ベスト職員」で最も若い入選者は馮洋さんである。馮洋さんは神竜自動車有限公司武漢第三工場で、すでに五年ほど働きつづけ、工場の一般従業員から工場長へと昇進した。

長い間苦労の多い仕事を繰り返しても丹念にする若者は珍しい。馮洋さんは根気強く、一つ一つの仕事に地道に取り組んできて、道具の使用から機械の操作にいたるまで、ほとんどの仕事を上手にこなせるようになった。馮さんは努力家で仕事熱心で、大きな成果を上げているため、同僚の間で高く評価されている。 

馮洋さんは幼いころから機械設備にとても興味を抱いており、中学生の時にはリモートコントロールカー、それから高校の時には電子辞書と携帯電話の構造の分析・研究を行い、壊れたマシンの修理も手がけてきた。数多くの実戦経験を重ね、馮洋さんは理論的知識を身につけたのみならず、実践能力も向上させた。2011年、馮洋さんは車のドアの生産ラインに配属された。決して楽な仕事とはいえないが、馮洋さんは道具の改善に工夫を凝らしていた。具体的な例として、「引力棒」とい道具の発明が上げられる。車のドアを組み立てるために、昇降機に二つのねじを巻くことが必要である。従業員が不注意でねじをドア側の隙間に落としてしまうことがしばしばあるので、馮洋さんはこの問題を解決するために毎日毎日考えに考えを重ね、ついに「引力棒」というねじを引き付ける道具を発明した。それはリチウム電池・LEDランプ・磁石・ブレーキ線などを使用して作られたものである。操作簡単なこの道具は、作業場ですぐ広がった。  

馮洋さんは新人で、また大学で学んだ専攻は今の仕事内容と全然異なっている。しかしながら馮洋さんは積極的に様々な業務関連のコンテストに参加することを通して実践能力を高めた。それだけでなく、馮洋さんは作業場で、仕事の隙間時間をしっかり利用して、先輩の背中を見て学んで様々な技術を教わった。

馮洋さんは、「今後も工業界で自分の好きな仕事をしたい。特に自動車プロセス設計で成果を出せるように努めていきたい」と語った。