湯湖劇場は、武漢開発区湯湖公園湖畔の職員文化活動センターにある。それは、武漢市初の劇場・美術館・図書館が一体化した文化的な施設である。1.5億元（約25.3億円）を投じて建設されたこの公共的な空間は、7.36万平方メートルを占め、きれいな湖の景色に恵まれている。また屋根をはじめ、特色あふれる伝統的な飾りが点在しており、舞台と観覧席には古風な装飾が施され、特に壁や軒などには、職人に手描きで描かれた絵が、素朴な雰囲気を増し、中国ならではの美しさをより一層引き立たせている。
湯湖劇場の舞台の長さは16.5メートル、高さは6.5メートル、幅は13メートルである。化粧室が4つあり、あわせて40人を収容できる広さ、観覧席は500人も収容できる。また、先端的な音響や舞台照明等の設備で、京劇・漢劇・楚劇などの伝統劇だけではなく、演芸・演劇・児童劇など現代劇にふさわしい雰囲気を作り出せる。
