6月11日、武漢市市党委員会の常務委員の胡亜波氏は、雄韬株式会社の最高経営責任者(CEO)である張華農氏と水素エネルギー基地の建設について話し合った。
この水素エネルギー基地は雄韬株式会社と武漢衆議達石油有限会社が共同投資建設したもので、武漢が水素エネルギー産業に参入することを示している。
胡亜波氏は水素エネルギーの研究開発を加速させること、ヨーロッパやアメリカとの差を縮めること、水素の生成と貯蔵、膜電極、電堆(電椎を組み立てた初期の電池)、システム集成・コントロールといったコア技術における突破に期待を寄せた。
また張華農氏によると、水素エネルギーはクリーンエネルギーとして将来性があり、国家戦略の一つでもあり、そのうえ武漢開発区は「中国車都」でバス、乗用車、トラックなどに幅広く応用されているということである。
これからは、水素エネルギー産業パークの建設企画、水素エネルギー基地の投資と運営、水素エネルギー車の運営、水素の生成と貯蔵、膜電極、電堆、システム集成・コントロールといった技術の向上に取り組んで、国際先進的な水準を目指している。
目下の工事の進度から見ると、今年中100台燃料電池バスが運営に投入される予定、5年内、2000台から3000台までの燃料電池で走るバス、通勤バス、配送車が投入される見通し。