武漢経済技術開発区(漢南区)はこの頃、政府投資を規制する政策を打ち出した。
規定によると、漢南区政府が直接投資と資金注入の形で、非営利のインフラと公共施設に投資することができる。投資項目は都市のインフラ、交通機関、環境保護、農業、科学技術、文化、教育、健康、行政管理関連施設などを含む。これらのプロジェクトは相応の部門により監督されることになる。建設局は都市建設、交通、水資源保全とエコ・環境保護プロジェクトを管理することになる。発展改革局はほかのプロジェクトの実施を審査し、年度予算を立てることになる。
直接投資と資金注入とい形で投された政府主導のプロジェクト、総投資額が5000万元以上の都市インフラ建設プロジェクト、またそれそれ以外の総投資額が300万元以上のプロジェクトについて、プロジェクト審査書、施工可能性に関する研究レポート、設計草案と予算見積もり書を提出するしなければならない。
プロジェクトの責任者は資質のある機構にプロジェクトの建設提言書の作成を委ねるべきである。この提言書は主に以下の内容を含む。
・プロジェクト建設の必要性とその理由
・プロジェクトの名前、建設の規模、主体工事
・プロジェクトの立地、計画敷地面積
・建設の条件と協力関係の要素分析
・プロジェクト総投資の予算、資金調達方案
・社会的公益性と経済的公益性についての予算(財務と国民経済への評価を含む)
・環境への影響、労働力、安全、衛生、消防、エネルギと水資源の消耗などについての分析
・建設進行草案
・結論
工事中、機能の調整、計画の調整、予想不可能の自然要素と客観要素の変更によってプロジェクトの範囲、規模、標準、内容、投資額に変更をもたらす場合、手順通りに審査、申請するべきである。
プロジェクト責任者はプロジェクトの申請書を三年か五年早く提出するべきである。政府は実行可能なプロジェクトについて工事プラン草案を立てる。
財政局は政府投資基金に責任を負う。規制によると、プロジェクト責任者は財務局の指示のもとで、資金を効率的に使用する資金管理メカニズムを構築する。
規制に基づき、プロジェクトの責任者は自らプロジェクトを実施し、またはプロジェクト管理専門会社にそのプロジェクト運営を委託する。プロジェクトの責任者は入札を担当し、プロジェクトが計画通りに実施されることを確保し、品質の標準を満たす。
竣工するプロジェクトの品質は一定の水準を満たすことが望まれる。責任者はプロジェクトの品質の検査を行い、その後、政府機関の官員が調査・検査を行う。必要であれば、専門家も技術上の問題の解決に関与する。
発展改革局と建設局は政府の投資プランの実施を監督し、財務局は資金の利用を監督する。審計局はプロジェクトの審計を担当する。