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100機のボーイング737型機が貨物機に改造 WHDZ

アップデート: 2018-05-14

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5月9日、昆倫商用飛機有限公司は武漢開発区で海航集団(HNAグループ)と、100機のボーイング737型機の改造契約を結んだ。改造後のボーイング737型機は海航集団の貨物運送会社に引き渡される予定。  

ボーイング737型機は米ボーイング社が生産したジェット旅客機であり、50年を経ても依然として圧倒的な売れ行きを維持しており、民間航空史で最高記録となっている。 

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毎年改造できるボーイング737型機の数は24機で、改造とメインテンスによる年間生産高が29億元(約493億円)、利益が5億元(約85億円)に達する見込み。改造プロジェクトが完成すれば、総生産高が120億元(約2040億円)に、利益が合計21億元(約357億円)に上る見込みだ。 

専門家によると、機齢が20年ぐらいの旅客機は改造されたら、寿命が15~20年延びることが可能だという。さらに、価格については、新品の旅客機よりずっと低くて、多くの貨物運送会社に受け入れられている。

2017年11月28日、武漢開発区は、昆倫商用飛機有限公司及びイスラエルのIAI(イスラエル・エアロスペース・インダストリーズ)社と、ボーイング777型機の改造契約を結んだ。二つの改造プロジェクトは主に武漢漢南通用航空空港(漢南通航空港)が請け負っている。

ボーイング737型機の離着陸のため、漢南通航空港の滑走路が1600メートルから2400メートルまで拡大されることにした。それが実現すれば、漢南通航空港はアジアで最大の一般航空(ゼネラル・アビエーション)専用空港になる。

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武漢開発区の責任者の彭浩氏によると、開発区は現在、一般航空産業の発展に全力で助力し、旅客機の改造やビジネス機の製造など延べ19個のプロジェクトを担い、「通用航空(一般航空)の都」になることを目指している。